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シングルトンパティキュラー1974年創業のオスロスクという蒸留所で造られたシングルトンで、入手困難となっているパティキュラー 1978年物です。 蒸留所の名前であるオスロスク( AUCHROISK )はゲール語で「赤い流れを渡る浅瀬」を意味します。 このオスロスク蒸留所は、スコットランドのスペイサイドに位置し、ドリーの井戸と呼ばれる泉の水を使って造られた豊かな香りとまろやかな味が特徴的なシングルモルトウイスキーです。 このオスロスクという名前の発音は、スコットランド人以外には難しいため、発音しやすいようシングルトン（THE SINGLETON）という名前が付けられたそうです。 シングルトンは、過去にイギリスでベスト・モルトウイスキーという賞を獲得したこともあり、一時イギリスでは爆発的なブームを巻き起こしたこともありましたが、その後オーナー会社の吸収合併が行われるなどし、シングルトンというブランドはなくなってしまいました。現在は、ディアジオ社が所有する別の蒸留所の名前が付けられて販売されているため、オスロスクの名があるシングルトンは、入手困難で大変貴重なものと言えます。甘いシェリーと熟しきった柿やシナモン、洋菓子の様な妖艶で甘美な香りを持ちます。味わいはやや枯れたようなニュアンスがあり、シェリーやケーキのような甘さと共に穏やかな渋みも感じられ、非常にバランスの取れた味わいです。青いラベルのシングルトン パティキュラーは日本向けのボトルで、ボトルに表記されているように1978年10月に蒸留、1992年8月にボトリングされたお品物です。 このシングルトン パティキュラーはオスロスクで蒸留された終売品で、市場でも通が探し求めている稀少なお品物です。 私の叔父が保管していたもので、振動のない、日の当たらない、めったに開け閉めをしない押入れに長年大切に保管されていました。ラベルも綺麗です。保管状態はかなりいいと思います。古酒ですので、ご理解のある方にご購入いただきたいです。