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正絹　袷の着物です。紫がかった茶系で、黒鳶色に近いと思います。京都嵯峨の作家の染め反物を、東京浅草で和縫の研究もされている熟練の和裁士さんに総手縫で仕立てていただいたものです。身長165㎝程度を目安とした普通幅です身丈／167cm※背から裄／70cm袖巾／35cm袖丈／51cm袖付／23cm後巾／30cm前巾／23.5cm平置き素人採寸です。誤差ご容赦ください。少し紫がかった黒鳶色に大柄の小紋です。数色の縦の色がのぞく繊細な地模様があり、花が浮かぶ模様です。黒鳶色にグラデーションがあり（濃淡は2枚目の画像が近いです）、縦の地模様と相まって柔らかい印象ながらも凛とした美しさがあります。花は秋の桔梗にも見えますが、クレマチスがモチーフだそうです（花弁も5枚と6枚があります）クレマチスは春と秋が多いですが冬咲きの種もあり、四季咲きの品種になると通年で開花します。なので、袷が着られる季節ならいつでも大丈夫とのことでした。（反物の作家の先生と呉服店の方の説明で）写実的な絵柄ではなく紋様ですのでお好みの解釈で良いですが、クレマチスは桔梗風な趣きもあるので、初秋から秋の紅葉くらいにも活躍しそうです。単色ですが繊細な発色で、地色に桃色や黄色も見えますから、合わせる帯で春めいた季節に軽やかにもコーディネートにもできます。10数年ほど前に誂えた後、環境の変化で着物を着る機会が減り、着用回数は1ー2回と少ないです。最後に洗いに出した後、着物用の桐箱に入れて保管しておりました。★今回、出品時に広げて点検したのですが、胴裏の腰あたりに広く薄いシミがありました。（最後の写真）丸洗いのクリーニング後に色が落ちていないので、紫系の長襦袢の色移りかもしれません。表地には影響なく、丸洗い後の保管なので清潔ですが、中古品の出品であることをご了承願います。胴裏、八掛（薄紫色）も正絹です。反物表は細かいシボがあり、丹後ちりめんだったと思います。同時に仕立てた袋帯と合わせて写真を撮っています。モダンな幾何学柄と紫や緑の色目です。※袋帯（西陣織 正絹）も別に出品しておりこちらは着物単体の出品です。帯と合わせてお求めいただくようでしたらお値引きいたしますのでコメントください。柄・デザイン···花柄着物種類···小紋