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セイコーの鉄道時計を出品します。この懐中時計は、俗に19セイコーの愛称で知られるもので、実際に鉄道勤務で使用されていた本物の鉄道時計となります。以前に鉄道払い下げ懐中時計を購入したもので修理せずに保管していましたが、出品に際し分解掃除を行い修理をしました。現役で使用されていた際に、この時計の天輪はちらねじのない天輪に変更されていたようで、ヒゲゼンマイの調整を行いました。緩急針が放り切っておりますが、整備後、13時間経過しておりますが平置きで1秒しか進んでおりません。良い精度がでていると思います。モデルとしては、1963年頃に製造されていた環が円形で大きく、リューズが円柱状という特徴を持っている15石の後期モデルとなります。このモデルの最大の特徴として、セコンドセッティングという機構が装備されています。所謂、ハック機能ですが、今の腕時計のハック機能とは少し違います。本来リューズを引くとその場で秒針は停止してしまいますので、時刻合わせの際に0になるまで待ち、0になると同時にリューズを引く必要があります。しかし、このセコンドセッティングは、0でリューズを引かなくても、リューズを引くと、秒針は0になるまで進み続け、0で勝手に停止する機構ですので0で引かなくてはいけないという煩わしさがありません。秒針はピッタリ0で停止するので、あとは時刻を合わせるだけです。このモデルならではの機構となります。文字盤も時針分針秒針も大変綺麗な状態を保っております。鉄道に詳しくないのでわかりませんが文字盤に「E105」と明記されてあります。分解掃除をおこなった逸品となっておりますので、この機会にいかがでしょうか。【商品情報】横幅：50.4mm縦幅：62.9mm（リューズまで）／72.2mm（環まで）厚み：13.8mm重さ：98.81g※稼働確認済み（分解掃除済み）ゼンマイ　手巻き　鐵道　鉄道省　■手巻き式ムーブメントですので1日1回くらい巻いてやる必要がございます。■分解掃除済みで稼働していますが、アンティーク時計となりますので精度及び稼働を保証するものではございませんので予めご了承ください。■説明では漏れていることもありますので写真にてご判断を頂けますと幸いです。