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中古の居合刀になります、全体的に良品だと思いますが、使用感や微細なスレ、小傷等がありますことをご了承下さい。まず画像10を拡大してご覧下さい。これが完成品として販売されているバージョンです。今回の出品商品は、独自のオーダーメイドで注文された品だと思われます。【既製品と違うポイント】①(寸法) 既製品は2.45ですが、出品商品は2.35となります。②(刀の身幅)既製品は元幅3.1cm先幅2.1の通常刀身ですが、当品は元幅3.4cm先幅2.4の幅広刀身となります。(比較画像参照)③(ハバキ)既製品は真鍮無地黒染めのハバキですが、当品には銀の加州ハバキが付いています。④(柄巻き)既製品は雁木巻という特殊な巻き方ですが、当品はオーソドックスな諸捻り巻になっています。【商品スペック】寸法：刃長71.5cm(ニ尺三寸五分強)重さ：鞘を払って880g刀身：砂型鋳造亜鉛合金。幅広、薄刃、二重刃文鍔：武蔵、鉄製。鞘：茶石目、シトドメ有り。【マイナスポイント】木綿製の柄糸と下緒が、変色してしまっています。おそらく陽の当たる場所に置かれた為かと思います。下緒は高価な品ではないので別途用意すれば良いとして、柄糸は変色は見られるものの、痛みは少なく実用品として十分な状態である為、巻き直しはせず「セスキ炭酸ソーダ水」(繊維から手垢や脂を浮かせて洗浄)を使って綺麗にしたので不潔では無いと思います。【備考】・迫力のある幅広刀身に、銀の加州ハバキ。マイナスポイントを差し引いても、出品価格だけの価値は十分あると考えております。・当方の腕力不足か、幅広刀身だからか、室内で手首のスナップだけで振ってみましたが、あまり音はしませんでした。ビュンビュン音鳴らして振りたい方には不向きかも。・バランスは良好、実重量より軽く感じます。・ガタつきありません。・鞘の具合良し、鞘鳴りもほとんどしません、鯉口削れ微小、刀を逆さにしても抜けない程度締まっています。・雁木巻きは、見た目は珍しく格好良いが握り易くはないので、居合の稽古などの実用としてはオーソドックスな諸捻り巻きが一番使い易いと思います、この刀をオーダーした方はその辺を分かっている人なのだろうと推察します。