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■昭和のテレビ界に夜更けて、腸捻転が矯正される時、今宵、またひとつ、番組が冥土に消えて行く。はっと視聴者は眉をしかめ、TBSとNETの関係に気を揉ます。義理欠く、恥欠く、人情欠く・・・、東映の新番組企画に命を燃やす・・・。なんでか知らぬがテレビの世界では、大阪・朝日放送と東京・TBSが、大阪・毎日放送と、東京・NET（テレビ朝日）が提携し、お互いに番組ネットを交わしていた。いわゆる「腸捻転」というヤツである。それを解消するよ！といきなり行われたネット編成大改革。ABCはテレビ朝日と、MBSはTBSと現在に繋がる状況へと改められた。1975年（昭和50年）の出来事である。それに伴い、多くの番組が終了、もしくは引っ越しを余儀なくされる。松竹製作の「必殺シリーズ」は東京ではTBSで放送されていたが、テレビ朝日へ移動することになる。人気番組を奪われる形となったTBSは毎日放送・東映に新番組を依頼。こうして誕生したのが、東映版必殺シリーズ「影同心」なのです。その設定から「必殺の亜流」との評価を受けがちな本作、しかしながら独特のアクの強さが良い方向に作用。パート2までを生み出す人気作となった。まとまった資料の少ない本作を徹底研究した「殺し節」上・中2巻です。■上巻影同心 スタッフ、キャスト、放映作品リスト、オープニング、エンディング影同心Ⅱ スタッフ、キャスト、放映作品リスト、オープニング、次回予告、エンディング新聞＆雑誌記事再録番組宣伝資料再録わたしが愛した「影同心」 1995年発行。88ページ。■中巻影同心 キャラクター紹介影同心 全話ストーリーです・とらっぷいつかお前に殺し節新聞＆雑誌記事再録・・・。 1997年発行。80ページ。続編「影同心Ⅱ」を本格的に扱った下巻は今回の出品には含まれておりません。ご注意ください。■表紙、裏表紙ともに白っぽいので、薄汚れがめだちます。中巻、裏表紙に軽く折れ跡が見られます。■ご購入頂ける際のコメントはご不要です。■お値下げのお申し出はお受けしておりません。ご理解、ご協力ください。■複数お取引き頂ける場合、送料差額を差し引き金額を変更し専用出品いたします。ご一報ください。よろしくお願いいたします。